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更新日:2024年2月13日

令和5年12月定例会(第5回)閉会あいさつ

 

令和5年第5回定例会の閉会に当たり、御あいさつを申し上げます。
今回の定例会で提出しました各議案について、慎重に御審議いただき、ありがとうございました。
審議の過程で頂いた御意見、御要望は十分に考慮しながら、今後の市政運営に取り組みます。

まずは年の瀬に、大変うれしいニュースが飛び込んできました。兵庫県教育委員会が、子どもたちのSDGsの目標達成につながる活動に関し、特に先進的な取組を行っている学校園を表彰する、ひょうごSDGsスクールアワード2023において、岩園保育所が最優秀賞を受賞しました。
岩園保育所では、毎年、5歳児クラスの子どもたちが仲ノ池で活動する地域団体、葉っぱリサイクルクラブに参加し、落ち葉の堆肥作りを行っています。今年度は、包括連携協定先の神戸女学院大学の学生の皆さんとともに、植物や生き物を見つけ、その生態を調べた上で、子どもたち自身がタブレット端末を活用し、オリジナルの図鑑を作成しました。
なお、昨年度は、精道こども園が最優秀賞を受賞しており、芦屋市立の施設が2年連続の受賞となりました。
持続可能な未来を創る上で、未来世代の子どもたちの取組は大変重要です。これからも、環境保全について意識を高め、考えるきっかけとなるような取組を、幼児教育から進めていきます。
 

さて、2023年もあと1週間ほどで終わり、新たな年を迎えます。
1月8日には二十歳のつどい(二十祭)が行われます。二十歳のつどい(二十祭)では、これまでも、20歳を迎える実行委員の皆さんによる工夫を凝らした企画が行われてきたと伺っています。今回も、厳粛でありながらも、若さに満ちた活気ある式典となることを楽しみにしています。そして、この式典が、次の時代を担う皆さまの、新たな飛躍の第一歩となることを期待しています。

1月20日からは、「福祉健康」をテーマに、市内4か所で市民の皆さまとの対話集会を開催します。
前回に引き続き、募集開始後すぐに、全ての回が定員に達しました。お申し込みいただき、ありがとうございました。今回も市民の皆さまのお声や思いを伺いながら、双方向の対話を重ねることで、新たな発想やアイデアが生まれることを期待しています。楽しみにしています。

さて、来年は、阪神・淡路大震災の発生から29年を迎えます。
私は、震災後の生まれです。これまで、両親や学校の先生、そして何より芦屋市民の先輩方から、当時のお話を聞いてきました。感じたのは、市民の皆さまの深い悲しみと、それを乗り越え、復興へと歩んでこられた市民の皆さまの強さです。
先日、打出浜小学校と潮見幼稚園の子どもたちとともに、震災学習の授業を受けました。当時の経験を語ってくださった米津さんの「わたしが、あなたが、亡くなった人を思い行動するとき、彼、彼女は「活」きている」、この言葉を、私は忘れることができません。今を生きる私たちが、震災を知らない未来世代とともに、これからも震災を語り継ぎ、行動し続けることを、改めて誓いました。
私にとって、市長に就任してから初めて迎える1月17日です。市政を担う者として、被災された市民の皆さまの気持ちに寄り添い、安全・安心なまちづくりへの誓いを新たにする1月としたいと考えています。
そして何よりも、新しい年が、災害のない穏やかな年となることを、心より祈っています。

最後になりましたが、本年も市政に対しまして、温かい御理解、御協力を頂き誠にありがとうございました。
寒さが厳しくなる折、議員各位におかれましては健康に留意され、健やかな新年をお迎えいただきますようお祈り申し上げまして、閉会の御あいさつといたします。

どうか皆さま、よいお年をお迎えください。
ありがとうございました。

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