更新日：2023年12月5日

白バラだより 令和5年12月号～芦屋市明るい選挙推進協議会委員によるコラム～

市議会傍聴のすすめ　その2　

　令和5年4月に芦屋市長、市議会議員選挙が行われ、新体制の芦屋市議会が発足しています。　

　これまで白バラだよりでは、市民の一票がいかに生活に直結しているかをお伝えしてきました。

　皆さん開票の結果はチェックされたと思いますが、その先の市議会の活動に興味を持たれたことはありますか？皆さんの一票が活きるのは実は選挙当日より、その後市議会が動き出してからです。『あしや市議会だより』が各家庭に配付されていますし、私自身も読んで関心のある議題がどのように取り上げられているかはチェックしています。　

　今回は、市議会や各委員会をだれでも傍聴できるということで、9月の定例会の傍聴に実際にいってみました。

　市役所南館4階でエレベーターを降りると、傍聴券、諸注意、会議の日程（各議員の質問内容の一覧）、議場の座席表などを受け取れます。傍聴席は議場を見下ろす位置にあり、目の前にモニターがあります。その日は他に7～8人の方が傍聴されていました。議長の進行のもと、質問に立つ議員、回答する市側の発言に合わせてカメラが切り替わり、だれが発言しているのかがテロップで表示されています。時間の関係でお二人の質疑の様子を傍聴して議場を後にしたのですが、議員も市側も互いの主張を尊重し、市民のための方策を真剣に議論していました。要約された市議会だよりでは分からないやり取りが目の前で繰り広げられ、ライブ感が面白いと感じました。議論の当事者の方々も、市民の目線を感じながら緊張感を持って臨んでいる様子です。傍聴席には常連さんかと思われる会話をしている方々もいますし、お昼休憩後また来ると話されている方も。

　市議会HPや『あしや市議会だより』には日程も載っていますし、中継のネット配信（終了後一定日数経過後）もありますので、市役所に行くのは大変という方にもおすすめです。一度ご覧になってください。