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更新日:2020年2月27日
今年の1月11日に、台湾で総統選挙が行われました。総統は大統領に当たるので、台湾のトップを決める選挙が行われたということです。
一国二制度を拒否する考えの現職総統と、野党候補者2名との間で争われた結果、現職の蔡英文氏の勝利となりました。蔡英文氏の得票数は、1996年の台湾の直接選挙以来過去最多の800万票あまりになりました。投票率は74.9%でした。
この選挙には、香港から数多くの若者や議員たちが視察に来ていました。中には、学生を連れて選挙運動などを視察する大学准教授もいました。その目的は、一国二制度が導入された香港でデモが起きている現状を伝え、民主化を成し遂げた台湾に学び、香港の民主化運動に役立てることでした。
このように、香港や台湾では選挙や政治に大きな関心が寄せられています。これは、政治が自分たちの生活に直結していると実感しているため、選挙に無関心ではいられないからです。
日本では、昨年7月の参議院選挙の投票率は、48.8%で1995年の参議院選挙に次ぐ低投票率となりました。
政治は、私たちの生活に直結しています。無関心でいるのは、台湾や香港の現状を見れば、とてももったいないことではないでしょうか。