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更新日:2023年9月13日

芦屋市教育大綱

令和5年8月、教育政策の基本方針をより明確にし、市長の教育へのビジョンを示すため、「芦屋市教育大綱」を策定しました。
教育大綱の理念を実現するため、芦屋市教育委員会と連携して、本市の教育の推進に取り組んでいきます。

教育大綱とは

教育大綱は、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第1条の3第1項において、「地方公共団体の長が、国の教育振興基本計画の基本方針を参酌し、その地域の実情に応じ、当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めるものとする。」とされており、地方公共団体の長が策定します。策定の際は、教育行政に混乱を生じることがないようにするため、総合教育会議において、市長と教育委員会が、十分に協議・調整を尽くすことが重要とされています。

芦屋市教育大綱

本市はこれまで、現在進行中の「第3期芦屋市教育振興基本計画」の理念等が市長・教育委員会とも同じ方向性であることから、当該計画をもって教育大綱としてきました。

このたび、教育政策の基本方針をより明確にし、市長の教育へのビジョンを示すため、令和5年8月24日に開催した令和5年度第1回総合教育会議において、「芦屋市教育大綱(案)」について教育委員会と協議を行ない、改めて「芦屋市教育大綱」を策定しました。
この大綱は、芦屋を世界一のまちにすることを目指して、今後の教育施策の柱として策定しています。その背景には未来を生きる市民の皆さま一人ひとりに、自らに何ができるかを問い、そしてそれを実現する力を育んでいただきたいという、市長の思いがあります。

目指す市民像

「⾃分と地球の未来を、探究と創造を通じて切り拓く市⺠」

⼤きな変化に直⾯する社会でウェルビーイング(幸福)に⽣きるためには、⼀⼈ひとりが未来を切り拓く⼒を育む必要があります。この力は、⾃分で問題を発⾒し深める(探究)、⾃分なりの価値を創り出す(創造)の繰り返しによって切り拓かれるものです。この積み重ねを通じて、自分自身の未来を切り拓く力を身に着けた市民は、自らのコミュニティの未来を切り拓くこともできるようになります。
国際文化住宅都市の担い手として、自分と自分たち、芦屋、日本、そして地球の未来を切り拓ける市民が育ち続ける環境づくりを目指します。

目指す教育像

「ちょうどの学び」とそれを支える環境づくり

目指す市民像を実現するために、「『ちょうどの学び』とそれを支える環境づくり」を、目指す教育像として掲げています。探究と創造を積み重ねるには、一人ひとりの個性や特性、興味関心、理解度等を踏まえた最適な学びの環境が必要です。本市が目指す環境は、一人ひとりにとって公正かつ最適な「ちょうどの学び」が実現できる環境です。児童生徒が画一的に与えられた内容を受動的に学ぶのではなく、「なぜ学ぶのか」を自分なりに納得した上で自発的・自律的に学べる環境づくりを進めます。

このような「ちょうどの学び」を支えるためには、今以上に教師が児童生徒に向き合い、目指す未来に向けて伴走することが必要です。そのために、事務負担の軽減や専門性向上のためのサポートの充実等を通じて、教師がプロフェッショナルとしての誇りと実力を持って仕事ができる環境を創り、学びの質の向上を図ります。

また市民は、地域の一員として教師とともに「ちょうどの学び」を支える存在であるとともに、自らも「ちょうどの学び」により学び続ける存在でもあります。よりよい芦屋を共創する同志として、まちづくりの主役を担える市民が育ち続ける芦屋をめざします。


お問い合わせ

企画部市長公室政策推進課 

電話番号:0797-38-2127

ファクス番号:0797-31-4841

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