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更新日:2023年2月1日
病気や事故などで心肺停止になった人を救うには、救急車が到着するまでの間に、そばに居合わせた人が速やかに心肺蘇生などの応急手当を行なう必要があります。
いざというときのために、消防署の講習会に参加して、応急手当の知識と技術を身につけておきましょう。
○119番通報とその場に居合わせた人が行なう応急手当が命を救います
心臓が止まってしまうような大きな事故は、いつ、どこで、何が原因で起こるか分かりません。
心臓と呼吸が止まってから時間の経過とともに救命の可能性は急激に低下しますが、心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)などの応急手当を行えば、救命の可能性は2倍になることが分かっています。
○119番通報があってから救急車が現場に到着するまでの全国平均時間は9分!
事故などにあった人が心停止になったとき、その人を助けるためには、そばに居合わせた人(バイスタンダー)が応急手当を行なうことが重要となります。
1)心停止の予防 → まずは日常生活からの予防(子供の場合は大人の方が注意してあげましょう)
2)早期発見と通報 → 反応がない人は心停止を疑い、落ち着いて119番通報をする
3)一次救命処置 → その場に居合わせた人の心肺蘇生法とAEDを使用した処置
4)二次救命処置と心拍再開後の集中治療 → 救急隊や医療機関による処置
救命の連鎖の2つ目の輪と3つ目の輪は、救急車を待つのではなく、現場に居合わせた皆さんにより行われることが、行われなかったときより生存率が高く、またすばやいAEDの使用により、生存率や社会復帰が高いことがわかっています。
日本では毎年7万人以上の人が突然心臓が止まって亡くなっています。
いつ、どこで、だれに、起こっても不思議ではありません。そばにいる人が、救急車が到着するまでの間に、応急手当を行えば、助かる可能性がグッとあがります。
皆さんが安心して生活、仕事をするためにも、応急手当普及員の資格を取りましょう!
また、新型コロナウイルス感染症の拡大により、現在外部での講習会は実施しておりません。ですが芦屋市で応急手当を実施する事務所や団体の方へ応急手当普及用資機材の貸し出しを行っています。 下部のリンク先からご確認ください!