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更新日:2019年12月6日

悪質な消火器販売・点検にご注意!!!

兵庫県下で消火器の悪質な販売・点検による被害が多発しています。

芦屋市内でも、消火器の悪質な販売業者が訪問してきたという報告がありました。

消火器の悪質な販売・点検には注意してください。

このような手口は、悪質な販売・点検の可能性があります

1事業所等を対象とした手口

  • 前日もしくは当日に事前電話を入れ、大手消火器メーカー契約業者であるかのように錯覚させる
  • あいまいに点検を承諾すると、素早く消火器を集め、車に積み込む。
  • 内容を説明せず、「預かり書」などと言って、書面(実は契約書)に署名、押印を求めてくる。

2個人住宅を対象とした手口

  • 住宅にも消火器の設置義務があると言葉巧みに契約させようとする。
  • 消防署の許可・認定を受けていると安心させようとする。
  • 住宅に設置されている消火器の回収を行ない、新しい消火器を購入させようとする。

被害にあわないための注意点

  • 個人住宅に消火器を設置する義務、点検する義務はありません。
  • 消防職員や消防団員が消火器などの訪問販売(あっせんを含む)をすることはありません。
  • 点検業者が来たときは、契約業者かどうか確認し、身分証明などの提示を求める。
  • 安易に書類などにサインをしたり、押印をしない。
  • 不正を感じたらはっきりと購入、点検を拒否する。
  • 相手が脅迫的な行動に出たときは、警察(110番)に通報する。

もしもの場合の対処方法

万が一契約書などにサイン、押印をしてしまったら、クーリング・オフ制度を利用し契約を解除できる場合

があります。

[クーリング・オフ制度の情報については、下記のURLを参照]

http://www.city.ashiya.lg.jp/keizai/shohi/trouble/coolingoff.html

 

他府県の事例

・事例1
留守番中の85歳女性の元に、設備業者を名乗るものが来訪し「住宅には消火器設置の必要がある。以前販売した消火器に交換時期が来ている。」等と言って消火器の購入を勧められた。1本18,000円を示されたが、「お金がない」と言うと別の8,000円の消火器を示されたため購入した。
その後、帰宅した家族が領収書に記載されていた設備会社へ電話をし、返金を受け消火器を返却した。

 

・事例2
設備点検業者を名乗る作業着を着た男性(人数不明)が「消防署の依頼で消火器の点検に来た。」と現れた。訪問を受けた事業所では、ふだんから取引のある消防用設備業者から、「最近、近隣のナンバーじゃない車で消火器の点検にくる悪質業者が出回っているらしい」との情報を得ていたため、直ちに断った。その後、不審に思い、警察へ通報した。

 

・事例3
自宅を訪問してきた消防職員を名乗る男性に、設置している消火器について「古いため交換が必要である」と説明されたため、消火器代金18,000円と処分料1,000円の計19,000円を支払い購入した。
その後、購入者が友人の孫に相談し、不審に思った孫から消防署へ相談があったもの。

お問い合わせ

消防本部消防室予防課予防係

電話番号:0797-32-2345

ファクス番号:0797-32-0119

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