(4) 広報あしや 平成30年(2018年)12月1日号 No.1241 いつ起こるか分からない、 その時に日ごろから備えよう 災害による被害は、自助・共助および公助がうまくかみ合うことで軽減することができます。 「犠牲者を一人も出さないまちづくり」には公助だけではなく、一人ひとりの備えや地域での助け合いが必要です。 阪神・淡路大震災から23年がたった今、私たちは今一度備えなくてはなりません。 自助 自分・家族のための日ごろからの備え ■家具の転倒・落下防止など、安全対策を! 家具の固定は、今すぐできる地震対策です。高齢者や障がいのある人へ転倒防止器具の取り付け費用を補助しています。 詳しくは、防災安全課へ。 ■飲料水・食料品や生活用品などを備える 最低3日分(できれば7日分)の備蓄を。食料品や生活用品を少し多めに購入し、消費した分を補充することで一定量の備蓄品を確保する「回転備蓄(ローリングストック)」で備えましょう。 ■災害時の防災情報を 入手しよう! あしや防災ネット ツイッター フェイスブック 公助 行政による防災対策災害時の救助、支援 ■市内各所に防災倉庫・        防災行政無線を整備 ■震度5弱以上で自動開錠する  防災BOXを整備  津波からの迅速な避難や地域での避難所開設に備えるため、拠点避難所の小学校等に整備 共助 災害時に助け合える地域づくり  今後30年以内に発生する確率が70~80%とされている南海トラフ巨大地震などの災害は、いつ、どこで起こるかわからないため、日ごろから防災のことやお住まいの地域のことに関心を持ち、備えることが大切です。 阪神・淡路大震災では、倒壊した建物などから消防・警察・自衛隊によって救助されたのは、約8,000人(約22.9%)。 約27,000人(約77.1%)は家族や友人、近隣住民など共助の力で救出されたと報告されています。 救助主体の約8割が 近隣住民等の地域の支援 市内各地で防災訓練 などの地域活動が 実施されています  現在66団体の自主防災会が市内各地域で活動しています。  近隣住民同士の助け合いこそ、災害による被害を予防し、軽減につながっていきます。 若い力を防災活動に! イザ!カエルキャラバン!        in芦屋学園祭  今年10月に芦屋大学の学生の皆さんと防災イベント「イザ!カエルキャラバン!in芦屋学園祭」を開催しました!  大学生が家具転倒防止や、自宅で備えておくべき防災グッズなどの啓発をゲーム形式で行い、参加した子供たちは、楽しみながら防災・減災について学ぶことができました。若い世代から子どもたちへ防災の輪が広がっています。 「イザ!カエルキャラバン!」とは 地域の防災体験プログラムと、美術家藤浩志氏が考案したおもちゃ交換会「かえっこバザール」を組み合わせた防災イベント。子どもたちが遊びの延長で防災の知識を身につけられる活動です。 2005年にスタートし、いまではさまざまな企業や団体と協力し、全国各地で開催しています。 ■あしやトライあんぐる放送時間 特集:もう一度見直そう!防災・減災への取り組み ①午前9時②正午③午後3時④午後6時⑤午後10時〈15分〉  [問い合わせ]広報国際交流課 ☎38-2006