更新日:2017年4月27日
1歳未満のお子さんにはちみつを与えないようにしましょう
はちみつを与えるのは1歳を過ぎてから
- 1歳未満の赤ちゃんがはちみつを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
- はちみつは1歳未満の赤ちゃんにリスクが高い食品です。
- ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんにはちみつやはちみつ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。
乳児ボツリヌス症とは?
- 1歳未満の乳児に見られるボツリヌス症です。乳児では、原因食品とともにボツリヌス菌の芽胞を摂取すると腸管内で毒素を産生し、乳児ボツリヌス症を引き起こします。乳児の腸内細菌叢が成人とは異なるために起こる疾病です。
- 症状としては、便秘状態が数日間続き、全身の筋力が低下する脱力状態になり、哺乳力の低下、鳴き声が小さくなる等があります。
乳児ボツリヌス症を予防するには
- 主な原因食品ははちみつです。1歳未満の乳児に、はちみつを与えないでください。
- 1歳未満の乳児にははちみつを与えてはいけませんが、1歳以上の方がはちみつを摂取しても、本症の発生はありません。
乳児ボツリヌス症についての詳しい情報については、次をご参照ください。
リンク
ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。(厚生労働省)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)