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更新日:2019年12月6日

芦屋市商工会・芦屋交通安全協会・芦屋警察署・芦屋市が対談を行ないました

「高齢者の運転を考える」をテーマに、令和元年9月20日に対談を行ないました。

対談の出席メンバー

対談出席者

左からいとう市長、永瀬商工会長、福本交通安全協会副会長、田中芦屋警察署長

対談の様子

市長

最近、高齢者の方々の交通安全に関して報道で取り上げられる機会が増えています。

そこで、高齢者の運転に関して皆さまの率直なご意見を伺えますでしょうか。

 

 

 

田中署長

芦屋市内の事故自体は少ないものの、高齢者の事故は増加傾向にあるため、運転免許証の自主返納は交通安全対策として有効な手段であると考えています。

様々な業者が地域や業種の特色を生かしたキャンペーンを行っています。

 

 

 

永瀬会長

実際に運転免許証を返納した方々に話をうかがうと、単に「移動手段が減った」とのご意見よりは、「自動車での移動を前提に行きつけの店やかかりつけの医者を決めている」とのご意見が多いようです。

運転免許証の返納によって生活範囲が変わり得るので、お店の位置や行きやすさ等の周知がまず必要と考えます。

 

 

 

市長

運転免許証の自主返納で迷っている方々のサポートをしていければと考えています。

広報や周知に関して、本市でもどういったアプローチが良いかを探っているところですが、なかな難しいですね。

 

 

 

福本副会長

なお、自主返納の特典としては、一時的なものではなく、ご家族を巻き込んで繰り返し得られる特典の方が、自主返納すべきか否かを迷っていらっしゃる方の後押しをしやすいのではないでしょうか。

 

 

 

 

永瀬会長

高齢者による事故が報道される機会はあるものの、高齢者の運転そのものが危ないとまでは言えない点には注意が必要ですね。

高齢であることを理由に自動車免許を返すべきだと主張しても、当のご本人は納得できないでしょう。

この点をどう解決するかも今後の課題でしょうね。

 

 

 

田中署長

現在警察では、シルバードライビングスクールなどと銘打って高齢者の方々に教習者コースを運転いただく事業を行っています。

免許証取得の際に一度走ったコースをもう一度走ることで、若い時とは何かが違うと感じていただくことが大事であると考えています。

 

 

 

市長

交通事故に関して、高齢者世代とその他の世代とで特徴的な違いはありますか?

 

 

 

 

 

田中署長

警察庁の統計によると、アクセルとブレーキの踏み間違いが高齢者世代の交通事故では多いとのデータが出ています。管内でも同様の傾向が見て取れます。

そういえば、いとう市長のお母さまが免許証を返納されたと伺いましたが?

 

 

 

市長

母の場合、返納後すぐは戸惑っていたものの、徐々に慣れていったように感じました。返納後の生活に早く慣れるためにも、余裕をもって返納する方が良いと思います。

 

 

 

 

福本副会長

私の母が運転免許証を返納した際、自主返納の特典を知って驚いていました。「運転免許証の自主返納」と聞くと、デメリットばかりが想像されがちですが、メリットも合わせて伝えられると良いですね。

 

 

 

対談にご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

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